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公安委員会定例会議 4月5日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 平成30年4月5日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 苦情の受理について
 公安委員会宛て苦情の受理について説明があり、了承しました。

(2) 平成30年度留置施設に対する実地監査実施計画について
 平成30年度留置施設に対する実地監査実施計画について説明があり、原案どおり決定しました。

(3) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
 運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等9件の事案に対する行政処分(免許取消し)を決定しました。

2 報告案件

(北村委員長)
 先週は退職警察職員表彰式が行われ、59人の方が表彰されました。また、昨日は初任科第78期生の入校式が行われ、74人の方が入校されました。一方で去る者がおり、また一方で来る者がありということでございました。
 退職された方々には、長年の奉職に敬意を表し、感謝を申し上げたいと思います。また、りりしくきびきびとした入校生の皆さんには、石川県警察の伝統を是非引き継いでいただくとともに、更に変化する社会に対応した新たな県警察を担う人材として成長していただきたいと思います。是非ともしっかり育てていただきたいと思います。

(1) 各種就職説明会の実施について
 各種就職説明会の実施について報告がなされました。

(北村委員長)
 ますます人手不足の時代ですので、新卒社員の取り合いになると思いますが、警察業務についてしっかり説明し、人材確保に努めていただきたいと思います。

(徳力委員)
 新小学1年生の将来就きたい職業の第2位が警察官であったと思いますが、子供達があこがれを持ち続ける警察であってもらいたいと思います。

(田谷委員)
 警察官志望者の家族も対象に説明会を開催しているとのことですが、家族の方からはどのような質問が多いですか。

(警務部長)
 親御さんが心配なさるのは、多くは、警察学校での暮らしぶりについてであり、しっかり説明をしています。

(田谷委員)
 警察学校のカリキュラムは、以前と変わってきているのですか。

(警察学校長)
 基本的なところは同じですが、時代に応じた形で実戦的な訓練を取り入れたりしています。


(2) ストーカー・DV事案の認知状況等について(平成29年中)
 平成29年中におけるストーカー・DV事案の認知状況等について報告がなされました。

(北村委員長)
 全国と比べて石川県の状況はどうですか。

(生活安全部長)
 全国件数のおおむね100分の1が当県の数値の目安となりますが、認知件数は、全国23,000件余のところ当県188件、検挙件数は、全国2,600件余のところ当県23件であり、認知件数は全国よりも少なく、検挙件数は全国並みという状況です。

(田谷委員)
 DV事案については、夫婦間のものが多いですが、どのように把握しているのですか。

(生活安全部長)
 近所からの通報や配偶者からの相談等いろいろなケースがあります。

(田谷委員)
 ストーカー・DV事案というのは、だんだん増えてきそうですね。早めに相談していただきたいと思います。

(生活安全部長
)
 全国的には増えておりますので、当県警察といたしましては、禁止命令を出したり、早めに警告をしたりするなど、大きな被害にならないように対応したいと思っています。

(刑事部長)
 相談を受けた場合は、危険度を見ながら継続して対応しています。最近は、DVが違法であると社会的に認識されていますので、警告が功を奏していると思います。

(徳力委員)
 子供がいる女性が身を隠す場合、子供を学校にも通わせられないという状況もあるようです。

(生活安全部長)
 住民票の閲覧制限をして、できるだけ分からないようにしています。


(3) 平成30年度石川県警察本部大震災非常参集等訓練の実施について
 平成30年度石川県警察本部大震災非常参集等訓練の実施について報告がなされました。

(徳力委員)
 11年前に能登半島地震が起きたときは、各所で崖崩れや道路の沈下で車が通行できず、思うように災害現場に行くことができませんでした。

(警備部長)
 当時は、のと里山海道が途中で崖崩れで通行できませんでした。機動隊では、トラックにトライアル車(二輪車)を積載し、行ける所までトラックで行き、その後は、二輪車を先行させ、大型車が通れる道を探しながら、また、被災状況を確認しながら現地に行くように計画しています。

(刑事部長)
 能登半島地震のときは、先行してヘリコプターを飛ばし、上空から道路状況の把握を行いました。

(田谷委員)
 実際に災害が起こった場合、参集等の判断はどこがするのですか。

(警備部長)
 警察では、震度5強以上の地震があった場合は、自主参集することとしています。

(田谷委員)
 1時間以内に参集できる人は何割くらいですか。

(警備部長)
 昨年の訓練では、91パーセントでした。訓練参加者435人中396人が1時間以内に参集しており、一番早い人で6分でした。

(田谷委員)
 うまく広報して、警察の存在感をアピールしていただきたいと思います。

〇 その他案件
 ワークライフバランスについて

(徳力委員)
 警察職員の時間外勤務についてですが、重要な犯罪が起きたときには、寝ずに張り込みをすることもあると思います。世間では一月100時間残業と言われていますが、100時間なんてすぐに超えてしまうのではないかと思います。職員の体調を考えた時間外勤務管理をどのようにされているのですか。

(警務部長)
 警察の仕事柄、特に事件関係では繁忙期とそうでない時期がありますので、全体としてメリハリをつけて勤務させるように考えております。つきあい残業のようなものは当然なくしますし、業務の効率化や休暇の取りやすい環境づくりに配意してまいります。いざとなったときに動けるように、平素からのメリハリということを考えております。

(警務部首席参事官)
 時間外勤務が80時間を超える職員には、個別にアンケートをとるなど精神的な状態やストレス状態を調査し、危険性が高い職員には産業医の問診を受けさせています。

(徳力委員)
 実際に重要犯罪が起きたときの時間外勤務は最高でどれくらいですか。

(警察本部長)
 それは相当な時間になっていると思います。治安を守る立場として、代休取得や重要事件が起きていないときなどに無駄な残業を削減するという方針でやっていかざるを得ないと思います。

(徳力委員)
 実際に事件が起きたときに、職員の健康管理と初動捜査をしっかりやるという兼ね合いが必要と思いますので、幹部の方がしっかりとやっていただきたいと思います。



〇 公安委員会委員総括コメント

(田谷委員)
 北國新聞に過去の事件について連載されていましたが、初動対応が一番大切ですので、証拠保全等、幅広く人を集めてしっかりやっていただきたいと思います。
 ここ数年、大きな事件は非常に早く解決しているので、感謝しているところです。過去には未解決事件がたくさんありましたので、よろしくお願いいたします。

(北村委員長)
 新体制となりましたので、一年間よろしくお願いしたいと思います。
 来週から新学期が始まり、ピカピカの1年生が登下校をします。警察だけではなく、地域のボランティアの方々と連携を取って、ドライバーへの注意喚起を促していただき、事故の未然防止に御努力をいただきたいと思います。
 

     

〇 警察本部長総括コメント

(警察本部長)
 田谷先生から事案発生時の初動対応が重要だというお話がございましたが、やはり、大規模災害であっても、事件であっても態勢を速やかに確保することが非常に重要であり、本日報告させていただいたとおり、大震災を想定した非常参集等訓練を異動直後に実施することは、大変有意義であると考えております。
 先日も、金沢市役所で刺傷事件が発生しましたが、現場に臨場した警察官は非常に的確に対応し、迅速に犯人を捕捉して被害拡大の防止を実現することができました。これも平素の訓練があってのものだと思います。引き続き緊急不測の事態への対処態勢の万全を期してまいりたいと考えております。
 新年度になり、新しいメンバーで治安の向上に取り組んでまいります。委員の皆様には引き続きの御指導と御鞭撻をよろしくお願いいたします。

 


〇 個別案件

 交通死亡事故の発生について
 3月23日に七尾市内で発生した交通死亡事故について報告がなされました。

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