暴力団の実態とは?

Q.暴力団の本質は何ですか?

A.主に次のことが考えられます。

  • 善良な市民をいとも簡単に犠牲にして自分たちだけの利益を第一に考えています。
  • 「金で解決する」「泣き寝入りする」タイプは、暴力団の格好の餌食です。
  • 「私を脅迫するつもりですか!警察へ通報しますよ」というようなき然とした態度が必要です。


Q.暴力団の資金源としては、何がありますか?

A.(1)伝統的資金源

■ と博・ノミ行為
金をかけて花札、トランプ、麻雀などのゲームをするもの。
■ みかじめ料・用心棒代(守り料)
商店や風俗営業等で、客とのトラブル処理等を条件として金をださせるもの。
 覚せい剤・麻薬・大麻などの密売
末端の客に対する密売価格は、仕入価格の数十倍と言われるように莫大な利益を得ることができます。

 
 

A.(2)経済取引を利用した資金源

● 民事的なトラブルや経済取引に介入するなどして違法又は不当な利益を得るもの。
● 総会屋と結び付いたり、社会運動等を標ぼうするなどして悪質な方法で企業から金を出させるもの。 
● 企業の事務処理、サービス、商品にクレームをつけたり、役員のスキャンダルをネタにして金を脅し取るというもの。

 
 

Q 暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)とは?

A.暴対法によって、犯罪行為に至らない暴力団の各種の活動を中止させ、これに従わない者を処罰することができるようになりました。

暴対法に基づく指定暴力団は、六代目山口組、稲川会、住吉会、極東会など22団体、全暴力団の約9割が法の網にかかっています。

  • 警察本部又は警察署へ積極的な暴力相談をして下さい。

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