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公安委員会定例会議 1月31日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 平成31年1月31日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 石川県警察の組織等に関する規則の一部改正について
 石川県警察の組織等に関する規則の一部改正について説明があり、原案どおり決定しました。

(2) 人事案件について
 人事案件について説明があり、了承しました。

(3) 違法駐車車両を移動した場合の費用の額を定める規則の一部改正について
 違法駐車車両を移動した場合の費用の額を定める規則の一部改正について説明があり、原案どおり決定しました。

(4) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
 運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等9件の事案に対する行政処分(免許取消し)を決定しました。

2 報告案件

(田谷委員長)
 昨日、初任科第78期長期生の卒業式に出席してまいりました。入学時の不安な顔と違って、大変りりしく、また、一段と引き締まった体格になっており、早く第一線に出て活躍したいという気持ちが伝わってまいりました。警察学校長を始め関係者の皆さんは大変御苦労様でした。
 富山県においては、昨年、交番が襲撃され拳銃を奪われる事件がありましたが、先週も、駐在所において警察官から拳銃を奪おうとした事件が発生しています。襲われながらもひるまずに犯人を逮捕した警察官の勇気に、私達も感動を覚えたところです。このような類似事件というのは、連続的に起きることが多いので、石川県警察におきましても、交番・駐在所の装備、設備の再点検や逮捕術訓練を早急に行ってほしいと思います。


(1) 
石川県議会(商工観光公安委員会)の開催状況について
 1月16日に開催された商工観光公安委員会における警察関係の質問等について報告がなされました。

(北村委員)
 改元に伴い、石川県警察としてどのような対応が必要となるのですか。

(警務部長)
 県内においても県民がこぞって寿ぐことができるよう、安全安心の面から所要の対策を行ってまいります。

(生活安全部長)
 他県では、特殊詐欺の手口として、改元に伴いキャッシュカードを換える必要があるので、住所、電話番号、キャッシュカードの暗証番号等を書いて同封の返送用封筒に入れて送ってくださいという新しい手口も見られますので、チラシを作成し注意喚起しているところです。

(徳力委員)
 改元に伴う右翼等の動向はありますか。

(警備部長)
 昭和から平成への改元の際は、極左による時限式発火装置等を使用した反皇室闘争がありました。全国的には、ここ数年大きなテロ・ゲリラ事件の発生はありませんが、引き続き、団体の動向把握等に努めてまいります。

(田谷委員長)
 翻訳タブレットというのは、警察対応のものなのですか。

(生活安全部長)
 特に警察に特化したものではなく、ボイストラという31言語に対応するアプリを使用しています。

(2) 平成30年中の警察安全相談受理状況について
 平成30年中の警察安全相談受理状況について報告がなされました。 

(徳力委員)
 特殊詐欺等の「悪質商法」に関する相談が大変多いですが、これは詐欺にかかる前と後、どちらの相談が多いのですか。

(生活安全部長)
 ここ数年、あなたには債務がありますなどとはがきを送り付ける手口が多く、不審なはがきが届いたという相談が増えています。

(刑事部長)
 事前に相談してくだされば、生活安全部では抑止対策を執れますし、刑事部ではだまされた振り作戦で検挙に結び付けることも可能ですので、早めに相談していただきたいと思います。

(田谷委員長)
 昨年の相談件数は過去最多ということですが、これからも相談件数が増える可能性が高いので、しっかり対応していただきたいと思います。

(警察本部長)
 相談しやすい環境の整備に鋭意努めておりますので、相談件数が増えるというのは、県民の皆さんの警察に対する期待を反映したものだと考えております。

(3) 平成30年中における認知機能検査等の実施状況について
 平成30年中における認知機能検査等の実施状況について報告がなされました。


(田谷委員長)
 今までの高齢者は、運転免許を持ったことのない人が多かったのですが、これからは運転免許を持っている人が高齢となってきますので、自主返納の取組を更に進めていかなければならないと思います。

(北村委員)
 県内の自主返納率は全国的に見てどうなのですか。

(交通部長)
 免許人口全体から見るとそんなに高くはありませんが、認知症のおそれがあると判断された方のうち自主返納をされる方の比率は全国平均よりも高い状況です。


〇 その他案件

(1) 県内の薬物犯罪について


(田谷委員長)
 先ほど、本部長賞詞を受賞した警察官に公安委員会から副賞を授与させていただきました。短期間に何件もの薬物事犯を検挙したということで、大変素晴らしいと思います。
 一方で、県内に薬物がそんなに広まっているのでしょうか。

(刑事部長)
 昨年中の薬物犯罪による検挙人員は75人で、一昨年より5人増となっています。急に増えているというイメージはあまりないのですが、末端の使用者を徹底的に検挙し、突き上げ捜査により中枢の被疑者の検挙に努めてまいりたいと考えています。

(田谷委員長)
 再犯性が高い犯罪ですので、社会がどう受け入れるかも考えなければならないと思います。

(警察本部長)
 社会復帰させるための教育的な手法も必要であると考えています。

(2) 交番・駐在所の安全対策について

(徳力委員)
 富山の交番が襲撃された事件で、襲撃された交番の建て替え計画が新聞報道されていました。強化ガラスで来訪者と事務室を仕切るということですが、これから全国的にこのような対応となっていくのでしょうか。

(警察本部長)
 セキュリティに特化した仕様というのは一つのモデルではありますが、住民に開かれた場所であるという交番・駐在所の役割を勘案していく必要があると思います。住民に開かれた場所であるためにも、警察官の対処能力や資機材を充実向上させていくことが大切であると考えています。

(田谷委員長)
 来年度予算では、交番・駐在所のカウンターを高くするとか防犯カメラを設置するといった要求をしているのですか。

(警務部首席参事官)
 交番の防犯カメラ設置について要求しているところです。カウンターの高さについては、来訪者のバリアフリーに配慮する必要もありますので、乗り越え対策としては、今後新築する交番からデスクの奥行きを広くすることで対応してまいります。

(徳力委員)
 交番の中を壁で仕切るのではなく、見通せるようにした方がいいのではないかと思います。

(生活安全部長)
 昨年、各交番で机やロッカーの配置を見直し、自分たちが見やすく、相手からは進入しにくいよう対策を執ったところです。

(田谷委員長)
 他県の情報を取り入れ、全国的に良い事例があれば、参考にして早めに対応していただきたいと思います。


〇 公安委員会委員総括コメント

(北村委員)
 28日に通常国会が召集され、安倍首相の施政方針演説が行われました。その中で、昨年3月に東京の目黒で起きた5歳女児が死亡した事件への言及がありました。「あのような悲劇を二度と繰り返してはいけない。何よりも子供達の命を守ることを最優先に、児童相談所の体制を抜本的に拡充し、自治体の取組を警察が全面的にバックアップすることで、児童虐待の根絶に向けて総力を挙げる」というものでした。安倍首相の方針を受けて、警察が全面的にバックアップする体制を構築していただきたいと思います。このような話を聞いた矢先に、先月24日には千葉県野田市で10歳の女児が死亡した事件がありました。これも是非全容解明をしていただきたいと思いますし、児童相談所とタイアップした体制を警察全体で構築していただきたいと思います。
 

     

〇 警察本部長総括コメント

(警察本部長)
 児童虐待の非常に痛ましい事案が発生しています。今回、小学校に被害児童が出したアンケートが、加害者たる父親に渡されていたことが分かりました。現場で父親が威圧的な態度で迫り、それに気圧されて渡してしまったということです。ここでも悪に対峙して決してひるまない心や意志が非常に大事になってくるわけです。警察においては、強い意志と使命感を持って、このような悲劇が二度と繰り返されないよう、当県においても児童相談所等の関係機関としっかり連携して対応してまいりたいと思います。

 


〇 個別案件

(1) 平成30年中の被疑者取調べ監督の実施状況等について
 平成30年中の被疑者取調べ監督の実施状況等について報告がなされました。

(2) 監察の実施結果について(平成30年度第3四半期)
 平成30年度第3四半期における監察の実施結果について報告がなされました。

(3) 交通死亡事故の発生について
 1月21日に金沢市内で、1月22日に白山市内で発生した交通死亡事故について報告がなされました。

(4) 生命保険解約請求権の差押えによる放置違反金の徴収について
 石川県警察が初適用した生命保険解約請求権の差押えによる放置違反金の徴収について報告がなされました。

(5) 平成30年中の運転免許の行政処分状況について
 平成30年中の運転免許の行政処分状況について報告がなされました。

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