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公安委員会定例会議 5月21日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 令和2年5月21日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
 運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等11件の事案に対する行政処分(免許取消し)を決定しました。

2 報告案件

(徳力委員長)
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が順次解除されてきておりますが、再び流行する危険性もございます。問題は、ここまで疲弊した世界経済をどうやって復興させていくかということであり、かなりの時間がかかるのではないかと思います。またそれに伴って、いろいろな問題が発生することも考えられますので、注視していただきたいと思います。

(1) 令和2年度警察官A採用候補者試験の実施について
 令和2年度警察官A採用候補者試験の実施について報告がなされました。

(徳力委員長)
 今現在、経済が低迷しておりますので、来年の民間の採用募集は少なくなると報道等で聞いております。昨年でしたか、働き方改革で就職氷河期の方を特別枠で採用したところがありましたが、同じようなことは実施しないのですか。

(警務部長)
 現段階で就職氷河期の方だけにターゲットを絞った中途採用は予定しておりません。年齢の上限を上げ、その範囲内で職歴のある方等を採用しているという状況でございます。

(田谷委員)
 大学卒業のA採用については、県内の大学に加え、石川県はどちらかというと京都、大阪といった関西の大学を卒業された方が多いので、今回大阪で採用試験を実施することは非常に良いと思います。北陸新幹線が開業してからは群馬県や長野県からの応募もあったと記憶しております。そちらの方面でも説明会等を検討していただきたいと思います。今は一般の企業も会社説明会ができなくて困っていると思われますが、県警察がオンラインの就職説明会を行っているのは先駆的で素晴らしいと思います。いろいろと工夫して行っていただくようお願いします。

(警務部長)
 受験生の幅を増やすために、UターンやIターンを考える人が、どこに住んでいても必要な情報、説明を得られるような環境をしっかりと考えていきます。

(北村委員)
 新しい方法としてオンラインの就職説明会というのは時機に合っていると思います。民間ではオンラインで面接もしておりますし、積極的に広げていただければと思います。採用人数は昨年度に比べると若干減ということですが、これはそのときの人員の様子を見ながら決定されるのですか。

(警務部長)
 退職等によって人数がどの程度減少し、どの程度の人数を新たに採用する必要があるのかということを検討しながら、毎年、採用予定数を決定しております。

(北村委員)
 おそらく来年は採用自体を控える傾向になると思われます。そういう意味では、優秀な人員を採用しやすい環境ではないかと考えられますので、よい人材があれば、多少採用人数を増やすなど、柔軟に対応されても良いのではないでしょうか。

(警務部長)
 採用予定人数は概ねの予定人数ですので、優秀な方がたくさんいれば、柔軟に検討していきたいと考えております。

(北村委員)
 そういう意味で就職説明会の会場を増やすことは良いことです。結果的に応募してくれるのは石川県出身者の割合がやはり多いのでしょうか。他県の出身でも、応募してくる人はいるのですか。

(警務部長)
 一番多いのは県内の出身者でございますが、関東と関西の出身の方も一定数おられますし、九州等の出身の方もおられます。

(田谷委員)
 女性警察官の採用予定人数が5名程度ということですが、全国的に女性警察官の比率を増やそうと努力をしているところ、石川県の現在の状況は、比率でいうと全国的に見て遜色のない人数ではないかと思います。女性が辞める比率はどの程度でしょうか。

(警務部長)
 感覚として申し上げますと、早期退職者の中で女性が特別多いという状況にはないと思います。全警察官に占める女性警察官の比率につきましては、全国的には平均して約10%を目指していると記憶しておりますが、当県警察では10%を超えております。ワークライフバランス等、女性が活躍できる環境の整備を引き続き推進してまいります。

(田谷委員)
 公務員の定年延長について今国会では成立しませんでしたが、いずれ定年延長がなされると、定員との兼ね合いで採用人数が決まるのではと思われます。まだ見通しは立っていないでしょうか。

(警務部長)
 公務員の定年の延長に関しては、現時点で見通しは立っておりませんが、公務員の定年に関する議論の状況等を踏まえつつ、考えてまいります。


〇 公安委員会委員総括コメント

(田谷委員)
 新型コロナウイルスに関して、石川県内ではクラスターの発生した病院も落ち着いてきましたし、感染者については全員別の病院で治療を受けられているということで、今後は大きな発生がないのではないかと思っております。しかしながら、過去の例を見ますと第二波、第三波とありまして、収束までに2~3年かかると言われております。みなさん非常に気を使っておられると思いますし、精神的にもまいっているのではないでしょうか。特に第一線の方々は様々な方と会いますし、警察では検視業務があり、病名が分からない方もおられます。感染防止にできる限りの注意をしてほしいと思います。

(北村委員)
 
今週の月曜日に1-3月期のGDPの発表がありました。年率換算で3.4%のマイナス成長ということで、昨年10-12月期と2期連続のマイナス成長になりました。おそらく4-6月期はさらにひどくなり、マイナス20%を越すのではないかという予想が出ておりますし、リーマンショックを上回るマイナス成長になるのではないかと思われます。4,5月と倒産件数が増えておりますし、おそらくこれからもっと増えると予想されます。新型コロナウイルス感染拡大前の失業率は約2%で、日本は非常に雇用状態がよかったのですが、このままでいきますと、シンクタンクの予想では年末には4~5%の失業率、約300万人の失業者が出ると言われております。新型コロナウイルスの感染拡大防止と、経済活動をどのように両立させていくのかという、大変難しい時期を迎えていくことと思います。これらの問題をどのようにクリアして乗り越えていくかがが大事になると思います。
 昨日、夏の甲子園大会の中止が決定されました。高校3年生にとっては春夏連続で中止となり、大変つらい状況だろうと思います。ぜひともこのつらい経験が後々の人生の財産となるように前を向いて歩いていってくれることを期待しております。

(徳力委員長)
 報道等を見ておりますと、新型コロナウイルスは次々と突然変異を繰り返し、より強力なものになることもあるそうですし、犬や猫にも感染すると聞いております。警察には警察犬がおります。警察犬が感染しないように考える必要もあります。

      

〇 警察本部長総括コメント

(警察本部長)
 石川県については、おおむね第一ラウンドと申しますか、新型コロナウイルスとの関わり方が、これまでの対応の中でほぼ分かってきたのではないかと思います。ただ、先生方がおっしゃるように第二次、第三次の感染拡大が予想されますし、今後2,3年、さらに長いスパンで対応が必要なことも出てくると考えられます。今年の年始頃から5月末までの間に我々石川県警が経験したことをしっかりと教訓化、記録化して今後さらにブラッシュアップしていきたいと考えております。昨日、運転免許証の更新業務が再開されました。今後、いろいろな活動が再開されていく中でも、感染拡大防止という観点を常に踏まえながら、その時々の新しい課題に対して迅速に対応してまいりたいと考えております。

 

〇 個別案件

  苦情の取扱い状況について(令和2年4月分)
  令和2年4月中における苦情の取扱い状況について報告がなされました。

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