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公安委員会定例会議 5月28日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 令和2年5月28日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
 運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等12件の事案に対する行政処分(免許取消し)を決定しました。

2 報告案件

(徳力委員長)
 5月25日月曜日に国の緊急事態宣言が解除されましたが、3日もしないうちに、北九州市で新型コロナウイルスへの感染者が再び増加したとのことです。経済優先で解除を早めた結果ではないかとの声もあり、依然として危険性はあると思いますので、新型コロナウイルスへの対策と経済の復興復旧の対策を合わせて行っていく必要から、警察も引き続き注意をしていかなければならないと思います。


(1) 令和元年度中の警察署協議会の開催状況について
 令和元年度中の警察署協議会の開催状況について報告がなされました。

(北村委員)
 地域安全マップの作成は大変大事なことだと思います。2年前に地震でブロック塀が倒れて、登校中の女の子が死亡した事故がありましたが、ブロック塀の補修はすべて終わったのでしょうか。

(警務部長)
 県内のブロック塀の補修がすべて終わっているのかどうかは把握しておりませんが、通常の警察活動では把握できないブロック塀等施設の不備や危険性について、警察署協議会から警察に対して要望があった場合は、何らかの対応が行われていると思われます。

(警務部首席参事官)
 警察関係では駐在所のブロック塀等に、いくつか補修を要するものがありましたが、すべて補修は終わっております。

(田谷委員)
 地域安全マップというのは、大人の目で見たものと、各学校で行っている子供の目から見たものがあると思いますが、安全マップ作りの進み具合はどのようになっていますか。

(警務部長)
 御報告の中で紹介させていただきました地域安全マップにつきましては、作成されたパンフレットに子供の手書きのマップが掲載されておりますので、まさに子供の目で確認して作成されたものであります。地域安全マップの作成は、いろいろなところで行われていると思いますが、本件については、警察署協議会から要望を受けて御協力させていただいた例として御報告させていただきました。

(田谷委員)
 署協議会の件とは直接関係ありませんが、特定の事業所の方々が違法に駐車しているのが最近目につきます。農道や交通量の比較的少ない道に自動車が並んでいる状況ですが、警察で取り締まることはできないのでしょうか。

(交通部長)
 警察署協議会の場でも、そのような御指摘を受けることがありますが、現場を確認し、駐車の規制がかかっている場所であるかなどを確認しながら、検挙すべきものは検挙し、それ以外は駐車している方に指導して移動を求めるなどの活動を行い、安全な交通環境の維持に努めております。

(徳力委員長)
 「子ども110番の家」についても見直しがなされていたと思いますが、その状況はいかがですか。

(生活安全部長)
 警察の子供見守り制度として、「子ども110番の家」があり、必要に応じた見直しを継続して行っております。地域安全マップにつきましては、子供の目線でどういう所が危ないかを大人と一緒に歩いて確認しておりますが、この中に「子ども110番の家」の存在を含めて作成されるなど様々な取組みがなされております。



(2) スプレー使用の落書き被害に係る器物損壊被疑者の逮捕について
 スプレー使用の落書き被害に係る器物損壊被疑者の逮捕について報告がなされました。

(田谷委員)
 ヨーロッパやアメリカでは、道路等への落書きに対し、あえて自由に書ける場所を設けているところもあるようですが、そうすると却って書かないという話も聞いております。

(刑事部長)
 そのような取組みも聞き及んでおりますが、やはりこの種の犯罪は、模倣犯が発生する恐れがありますので、公共の場所等への落書きについては、引き続き警戒してまいりたいと考えております。

(北村委員)
 落書きされた場所は被害者であるJR側で消されたのですか。一部ボランティアが消した場所もあったようですが。

(刑事部長)
 JRにおいて消す作業を行ったと聞いております。


(3) 警察学校の近況について
 警察学校の近況について報告がなされました。

(田谷委員)
 学校施設には冷暖房が完備されていると思いますが、体育館にもありますか。

(警察学校長)
 教室にはありますが、体育館にはありません。

(北村委員)
 当然、マスクを着用しての授業となると思いますが、これから暑くなってきますと、マスクを着けての術科訓練やランニングは危険なこともあるのではないかと思いますので、考慮しながら行っていただけたらと思います。

(警察学校長)
 
術科訓練につきましては、複数が相対しての訓練は控え、単独の訓練を行っておりますが、頻繁に休憩を取り、水分補給し、換気も十分に行うなどをしております。今後とも気をつけて実施していきます。

(徳力委員長)
 学生も環境が変わり、最初はとまどいがあったと思いますが、もう慣れたでしょうか。

(警察学校長)
 学生達は心身共に落ち着いてきておりますし、マスクを着用しての授業や訓練についても慣れてきております。引き続き学生の状態を見ながら進めていきたいと考えております。

(田谷委員)
 今年の学生で辞めた方はいらっしゃいますか。

(警察学校長)
 退職した者はおります。
 なお、本年は新型コロナウイルス感染症を予防するため、例年とは異なる対応も求められておりますが、警察学校では様々なケアを実施しております。



〇 公安委員会委員総括コメント

(田谷委員)
 本日、警察署協議会の報告がありましたが、この協議会は市民の意見や地域の状況を知る非常に重要な機会でありますので、各警察署においては、きちんと状況を踏まえて対応していただきたいと思います。協議会で出た話題や課題については県警全体として必要なこともあると思います。そのようなものについては全体で共有して取り入れていただければと思います。

(北村委員)
 
今週の新聞に、4月から5月にかけての4件の特殊詐欺被害の記事が載っておりました。いずれも市役所や金融機関をかたる男が過払い金がある、あるいは医療費の還付金があるという内容で電話をかけ、その後自宅を訪問してキャッシュカードを盗み、預金を引き出したというものでした。まだまだ騙される人が大勢いるのだなと感じましたので、是非とも更なる注意喚起をするようお願いします。

 小松市ではツキノワグマの目撃情報が相次いだという記事もありましたが、事故が起こらないように事前の注意等の対応をしていただけたらと思います。

(徳力委員長)
 今日は、昨年川崎市で起きた無差別殺傷事件からちょうど1年目ということです。昨日は京都アニメーション放火事件の被疑者が逮捕されたと聞いております。このような悲惨な見境のない事件は絶対起こさせてはいけないと強く思っておりますので、未然防止に向けた努力を引き続きお願いしたいと思います。

      

〇 警察本部長総括コメント

(警察本部長)
 昨日、第18回新型コロナウイルス感染症対策会議が開催され、県から外出自粛及び休業要請の段階的緩和の方針が示されました。北九州市の感染状況についての御発言をいただきましたが、私共としては、6月1日が県内の様々な活動が正常化していくきっかけとなる日であり、6月の後半になれば首都圏も含めて往来が本格化してくるのではないかと思っております。こういった中で、新型コロナウイルス感染症防止対策を十分に体の中に溶け込ませながら、先生方から御指摘のあった特殊詐欺防止対策や交通死亡事故防止対策、あるいは川崎市の事件等は、どちらかというとテロに近い事案でございますので、テロ防止の観点も含め、上滑りにならないよう、新しい情勢の中で何ができるかを考えてまいります。

 

〇 個別案件

  (1) 令和2年度監察実施計画について
   令和2年度監察実施計画について報告がなされました。

  (2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告及び禁止命令等の実施状況について
   令和元年11月から令和2年4月末のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告及び禁止命令等の実施状況に ついて報告がなされました。

(3) 交通死亡事故の発生について

   5月20日に津幡町内で、5月21日に能美市内で発生した交通死亡事故について報告がなされました。
  

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