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公安委員会定例会議 6月4日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 令和2年6月4日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 審査請求の受理について
 審査請求の受理について説明があり、了承しました。

(2) 石川県情報公開審査会への諮問及び諮問書について
 石川県情報公開審査会への諮問及び諮問書について説明があり、了承しました。

(3) 交通規制の実施について
 一般交通規制(信号機の新設等11件)の実施について説明があり、原案どおり決定しました。

(4) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
 運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等11件の事案に対する行政処分(免許取消し)を決定しました。

2 報告案件

(徳力委員長)
 急に暑くなりました。本日もよろしくお願いします。


(1) 石川県議会(商工観光公安委員会)の開催状況について
 5月29日に開催された商工観光公安委員会における警察関係の質問等について報告がなされました。

(北村委員)
 窃盗事件というのは解決したのでしょうか。

(刑事部長)
 現在捜査中でございます。

(田谷委員)
 新型コロナウイルス感染予防対策として、時差出勤等を行っているとのことですが、警察本部だけではなく、警察署でも同様の対策を取っているのですか。

(警務部長)
 警察の業務の中には、時差出勤、在宅勤務等を活用した勤務形態の変更になじむ業務となじまない業務がございます。なじむ業務につきましては、本部警察署に関わらず、時差出勤、在宅勤務を活用し、人と人との接触を避ける対策を行っております。

(2) 市役所職員等を騙る特殊詐欺事件被疑者の検挙について
 市役所職員等を騙る特殊詐欺事件被疑者の検挙について報告がなされました。

(田谷委員)
 非常に迅速に検挙され、我々も嬉しく思っております。

(北村委員)
 金融機関から振り込ませる特殊詐欺の場合は、金融機関の協力で被害件数がかなり減ったと思われますが、自宅を訪問した者にキャッシュカードを渡してしまう被害は防ぐことが難しいと思います。キャッシュカードを渡さないよう啓蒙していくしかないと思いますが、この種の詐欺被害は増えているのでしょうか。

(刑事部長)
 今年はキャッシュカードを渡してしまう手口が大変増えております。

(生活安全部長)
 抑止の観点から申し上げますと、これまでは金融機関が水際で被害を防止することで大きな役割を果たしていただいておりました。ここ数年は警察と金融機関の関係を密にし、その結果、石川県における被害阻止率は大変高くなっております。御指摘のとおり、特殊詐欺の手口が変わってきたことで、これからは御家族に対する広報がより一層必要と考えております。
 現在は、警察署に相談等の電話があった時点で警察本部に連絡が入るようなシステムになっており、その情報に基づき、エリア限定の警報メッセージを発信するサービスを行っております。また、ツイッターによる広報も行うなど、工夫して取り組んでいるところでございます。

(田谷委員)
 政府からの10万円給付がありますが、これに関する特殊詐欺被害はありますか。

(生活安全部長)
 新型コロナウイルス絡みの不審電話は数件確認されておりますが、被害は現在のところありません。

(田谷委員)
 マスクを送りつけて代金を請求する詐欺があると聞いたことがありますが、石川県では発生していますか。

(生活安全部長)
 相談は何件かありますが、被害は受理しておりません。

〇 公安委員会委員総括コメント

(田谷委員)
 石川県内での交通死亡事故が多発しております。交通死亡事故を減らすことは重要な課題であり、警察一丸となって、抑止対策を考えていただきたいと思います。今年の1,2月は積雪が少なかったこと、3,4,5月は新型コロナウイルスの影響で交通量が少なかったことが却ってスピードの出し過ぎ等につながったのではないかと考えられます。赤色灯を点灯をしながら巡回することなどは効果があると思いますし、警察だけではなく、協力団体等とも連携して、様々な視点からアイディアを出して工夫し、交通死亡事故が発生しないよう願っております。

(北村委員)
 
6月2日に改正道路交通法が成立しました。あおり運転に対する罰則が創設され、最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金と、罰則も重いものとなっております。改正道路交通法の下で、あおり運転がなくなるよう、期待しております。

 5月にアメリカで黒人男性が警察の拘束下で死亡し、これをき っかけに全米で暴動が多発しております。以前にも申し上げまし たが、パスカルの言葉に「正義なき力は暴力である。力なき正義 は無能である。」というものがあります。世の中を正しく律する には正義と力の2つの要素が必要であり、そのために警察が存在 しているということだと思いますが、警察官が力をふるうとき、それが本当に正義であるかどうか、常に自問自答する必要がある と思います。県警にあっては、是非とも正義と力を兼ね備えた警察官であってほしいと思っております。

(徳力委員長)
 北村委員からアメリカでの暴動の話がありましたが、多民族国家であるアメリカに元々ある人種差別と新型コロナウイルスと失業の3つの問題が重なって顕在化したものと思われます。世界中を巻き込んだ新型コロナウイルスは否応なく世の中の考え方や仕組みを変えていくのではないかと思います。100年前に起きたスペイン風邪のときは、第一次世界大戦の終息が早まって国際連盟が設立されておりますし、中世にペストが流行したときには、ルネサンスが花開いたり、宗教改革が行われるなど、大きな転機となっております。現在も在宅勤務やテレビ会議等が進むなど、様々なことが変わっていかざるを得ない状況でありますので、頭を柔らかくして対応していかなければならないと思っております。

      

〇 警察本部長総括コメント

(警察本部長)
 今、世情は人心が穏やかならざる状況にあって、我が国の社会自体が大きな変革期にあると認識しております。我々に求められるのは、世情に対する敏感さと警察が持つ人的基盤・機能をしっかり維持しながら社会の期待に適宜適切に応えていくことだろうと思います。引き続きの御指導をよろしくお願いします。

 

〇 個別案件

(1) 令和2年暴力団追放石川県民大会の開催見送りについて
 
令和2年暴力団追放石川県民大会の開催見送りについて報告がなされました。

(2) 交通死亡事故の発生について
5月19日と29日に金沢市内で、5月26日に輪島市内で、5月31日に七尾市で、6月1日に能登町で発生した交通死亡事故について報告がなされました。
  

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