トップページ > 石川県公安委員会 > 定例会議等の開催状況 > 公安委員会定例会議 2月6日(木)
公安委員会定例会議 2月6日(木)
石川県公安委員会 定例会議の開催状況
開催日 令和7年2月6日(木)
1 決裁了承案件
(1) 人事案件について
人事案件について説明があり、了承しました。
(2) 監査結果報告について
地方自治法第199条第4項の規定に基づく石川県監査委員による定期監査の結果について説明があり、了承しました。
(3) 風俗営業者に対する聴聞結果について
風俗営業者に対する聴聞結果について説明があり、1件の行政処分(営業の停止命令)を決定しました。
(4) 銃砲刀剣類所持等取締法に基づく不利益処分の基準等に関する規程の一部を改正する規程について
銃砲刀剣類所持等取締法に基づく不利益処分の基準等に関する規程の一部を改正する規程について説明があり、原案どおり決定しました。
(5) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等12件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。
2 報告案件
(1) 石川県議会文化商工公安委員会の開催状況について
(杉野委員)
自転車のヘルメット着用について、現在は努力義務とされていますが、今後義務化するなど規制を強化する必要があるのではないでしょうか。
(交通部長)
石川県内において、自転車を利用しているのは高校生、中学生、小学生などの児童・生徒や高齢者が多いので、取締りの強化よりも交通安全教育などによりヘルメット着用を推進する取組を進めてまいりたいと考えております。
(2) 令和6年中の犯罪概況について
(北村委員)
SNS型投資・ロマンス詐欺では件数においても、被害金額も前年と比較して大幅に増加しており、早急な被害防止対策が必要であると思います。
(警察本部長)
SNS型投資・ロマンス詐欺は令和5年の後半から件数、金額とも被害が増加しております。この詐欺の場合、SNSでのやりとりの後にオンラインバンキングなどで支払を行うことが多いため、金融機関の窓口やコンビニなどで支払手続を行う手口と比較して、被害を止めるタイミングが少ないという特徴があります。このため、被害防止に向けた広報啓発活動に加えて、金融機関などの協力でオンライン上の取引で怪しい動きの取引を分析、抽出して情報を共有する取組なども行っております。
(生活安全部長)
今月末に金融機関、コンビニ、証券会社など特殊詐欺やSNS型詐欺の抑止、阻止に関わる関係機関に集まっていただき、被害防止に関する情報交換などを行う会議を予定しております。
(刑事部長)
抑止活動に加え、検挙に向けても全国の警察が一体となって捜査する専門の「特殊詐欺連合捜査班」(通称「TAIT」)を各県に設置し、運用を行っております。
〇 公安委員会委員総括コメント
(杉野委員)
奥能登地域では、地元の人と復旧・復興に携わる方々とのトラブルがあると聞いており、今後も様々な業種の方々が入ってきてトラブルが起こるのではないかと懸念されます。県警察にあっては、地元の人達の不安を解消していただくような抑止対策、広報啓発などをお願いします。
(和田委員長)
先日1月26日の石川県警察音楽隊定期演奏会は音楽隊の演奏、警察学校の学生や教官による合唱、寸劇など大変素晴らしいコンサートでした。また、1月29日の卒業式では厳粛な中での卒業生の規律正しい行動が大変立派で、良い卒業式でありました。
3 個別案件
(1) 公安委員会宛て文書等の受理について
(2) 監察案件
(3) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告及び禁止命令等の実施状況について
(4) 交通関係窓口業務受付時間の変更について
(5) 小型無人機等の飛行に関する通報について