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性犯罪被害者相談

Q1 被害にあったら、どうしたらよいのですか?
Q2 被害にあったら、警察のどこに訴えたらよいのですか?
Q3 話を聞くのは、男性と女性、どちらの警察官ですか?
Q4 嫌な質問には答えなくてもよいのですか?
Q5 被害の当事者でないと相談できないのですか?
Q6 被害にあうと、どのようなことが起こりますか?
Q7 被害にあった後は、どのように過ごせばよいのですか?



Q1 被害にあったら、どうしたらよいのですか?

A1 できるだけ早く、警察に相談してください。もちろん、被害にあったばかりであれば110番通報して構いません。
 「どうしたらいいのかわからない」「相談する勇気がない」と思っているうちに時間が経ってしまうことがあるかもしれません。
 たとえ時間が経ってしまったとしても、警察はあなたの相談をお聞きできます。
 一つだけ知っておいていただきたいのは、被害のことは早く話していただいた方が、証拠の確認がしやすいため、あなたの負担が軽減されるということです。
 警察では、証拠の確認をさせていただいており、被害にあわれた方には、手がかりになるものの提供をお願いする場合があります。
 証拠は時間とともに無くなっていくものが多いので、被害にあった場所やあなたが身につけていたもの等は、できるだけそのままにしておいてください。
 また、自分の身に起きたことが警察に相談してもよいことなのかわからなかったり、知人から「それぐらいのこと、我慢すればいいんじゃない?」と言われたりするかもしれません。それでも、辛いことは一人で抱え込まず、警察に相談してみてください。


Q2 被害にあったら、警察のどこに訴えたらよいのですか?

A2 捜査は、発生場所を管轄する警察署で行いますので、発生場所を管轄する警察署に届けてください。管轄警察署がわからない場合は、お近くの警察署・交番・駐在所に届けてください。
 緊急の場合は110番してください。
 「とりあえず相談してみたい」と思われる方は、「性被害110番(#8103)」をご利用ください。
 警察に相談しにくい場合等は、「いしかわ性暴力被害者支援センター(パープルサポートいしかわ)」「(公社)石川被害者サポートセンター」をご利用ください。


Q3 話を聞くのは、男性と女性、どちらの警察官ですか?

A3 被害を受けた方のご希望に添いたいと思っていますので、希望がある場合は、対応して欲しい警察官の性別をお聞かせください。状況によっては希望の性別とは異なる警察官がお話を伺うことになるかもしれませんが、応対には十分気を配りますので、ご安心ください。


Q4 嫌な質問には答えなくてもよいのですか?

A4 警察官は、あなたの身に起きたことを正確に知るために、あなたが答えたくない質問をするかもしれませんが、それは捜査上の必要があって聴いていることをご理解いただければ、と思います。


Q5 被害の当事者でないと相談できないのですか?

A5 ご家族やご友人などからの相談もお受けします。身近な方が被害にあわれたことで、「どう接してあげればよいのかわからない」と思われることもあるでしょうし、ご本人が相談できない場合に、まわりの方が代わりに相談したいこともあると思いますので、遠慮なくご相談ください。


Q6 被害にあうと、どのようなことが起こりますか?

A6 被害にあうと、次のような状態になることがあります。
 ・ 眠れない
 ・ 不安でたまらない
 ・ 何もやる気がしない
 ・ びくびくする
 ・ ぼーっとする
 ・ 事件のことが突然よみがえる など。
 しかし、これは決して異常なことではなく、大きなショックを受けた後では、誰にでも起こりうることです。心配なときは、医療機関に相談するか、「性被害110番(#8103)」にご相談ください。
 「被害にあったことは忘れてしまいたい」と思うかもしれません。しかし、被害のことを忘れることは難しいことです。一人で抱え込まず、話せる範囲で構いませんので、信頼できる人や「性被害110番(#8103)」に相談してみてください。


Q7 被害にあった後、どんな風に過ごせばよいのですか?

A7 ・ 身体について心配なことがあるときは、病院に行きましょう。
 ・ 悲しいとき、泣きたいときには我慢することなく思いっきり泣きましょう。自分の感情を素直に表現することは、心の回復につながっていきます。
 ・ 自分を責めないでください。あなたがそのとき何をしていたとしても、「あなたが被害にあっても仕方がない」ということではありません 
 ・ ゆったりと過ごしましょう。いつもどおりにできなくても、好きな音楽を聴いたり、好きな景色を見たり、自分が落ち着ける状態を作ってみましょう。
 ・ 少しずつでよいので、いつもどおりの生活を送りましょう。

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