校訓(School mottos)の紹介(令和元年5月1日制定)
英語訳 |
本校は、明治19年、7月、「石川県巡査教習所」の名称で金沢市広坂の旧県庁横に誕生しました。その後の変遷を経て、昭和23年に「石川県警察学校」と改称された後、昭和39年末に現在地に移転しています。この明治創立以降、採用時教養の場として数多くの警察官を育てあげて第一線の警察署に送り出すと共に、幹部教養や捜査実務教養の場としても、石川県の治安を支える人的基板の強化に大きく貢献してきました。
そして、本校の校訓は、過去、明確なものが存在していませんでしたが、これまで新採用警察官に対して指導してきた「職責の自覚、使命感の醸成、円満な良識と豊かな人間性を育む、必要な基礎知識・技能の修得、体力・気力の錬成、融和と団結」などという方針を一度整理して、石川県警察学校独自の一目で分かりやすい言葉で表現した統一方針である校訓という形にすることとしたものです。
こうして、新しい時代を迎えた令和元年5月1日、その校訓として「基本を学べ」「心身を鍛えよ」「絆を深めよ」の三つを制定したわけです。
また、これに加えて、交流人口の増加が止まらない石川県において、その急速なグローバル化に的確に対応できる警察官を育成するために校訓の英訳も制定しました。
この校訓の下、県民の期待と信頼に応える力強い警察官が数多く巣立って行くことを期待しています。
校訓(School mottos)
〇 基本を学べ(Acquire basic knowledge and skills)
社会人としての円満な良識と豊かな人間性を育み、警察職員としての職責の自覚、使命感と高い倫理観の醸成、基礎的な法律知識・技能の修得など基本を学ばせる。
〇 心身を鍛えよ(Train the mind and body)
入校生活や術科訓練等を通じて、心身の鍛練を怠らず、強い身体を作り、体力・気力・胆力 を充実させ、犯罪に毅然と立ち向かう強靱な警察職員を育成する。
〇 絆を深めよ(Develop strong relations)
団体生活を通じて、同僚との絆を深め、互いに切磋琢磨して修養に努め、勉学を助長し、警察職員の一員としての自覚と協調性を身に付けさせる。また、地域との絆も深めるよう指導し ていく。