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公安委員会定例会議 7月18日(木)

石川県公安委員会 定例会議の開催状況

開催日 令和6年7月18日(木) 

1 決裁了承案件

(1) 令和5年度包括外部監査の結果報告について
  令和5年度包括外部監査の結果について報告があり、了承しました。

(2
) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について 
  運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等14件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。




2 報告案件

(和田委員長)
 今回の定例会から公安委員会委員長として務めさせていただきます。毎回の公安委員会が実り多いものとなりますよう、皆様の御協力、御支援をよろしくお願いします。

(1) 被災地輪島・穴水の治安対策について
 

(徳力委員)
 避難生活が長く続いている方で、度々の引っ越しや生活環境の変化から、認知症などの病気を発症される方が増えているとの報告がありましたが、そのような状況の中で、県警察の音楽隊が門前高校と共に演奏会を開催したことは、避難生活をされている方にとって、ストレスを和らげることにつながる良い対策であると思います。

(輪島署長)
 演奏会のほかにも、警察官による巡回活動も行っておりますし、県内外の大学生による被災地の子供達への講習会も予定されており、いろいろな方々と連携して、被災者の皆様との触合いを通じた警察活動を行ってまいりたいと考えております。

(和田委員長)
 先日珠洲署管内を視察し、珠洲署長からも輪島署の報告と同じく、復旧・復興に関わる一部の者による犯罪が発生していると説明を受けました。被災地に共通した傾向ですので、今後とも対策をよろしくお願いします。


(2) 令和6年上半期における犯罪概況について

(和田委員長)
 全体的に見て、犯罪件数が増加しているように思われますが、その要因としては新型コロナウイルス感染症や、能登半島地震の影響が考えられるのでしょうか。

(刑事部長)
 全国的に見ても、5月末での犯罪件数は増えています。これは、一概には言えませんが、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、社会経済活動が活発になったことも一つの要因として考えられます。また、輪島市、珠洲市において犯罪件数が顕著に増加したのは、能登半島地震の影響が考えられます。今後とも、生活安全部と連携し、犯罪情勢を的確に分析し、抑止と検挙の両輪で取り組んでまいります。



(3) 令和6年上半期の交通事故発生状況について

(和田委員長)
 能登半島地震の発生後に、能登地区の交通事故発生状況はどのように変わったのでしょうか

(交通部長)
 横断中の歩行者が被害に遭う死亡事故が大幅に減少しました。

(和田委員長)
 のと里山海道の道路状況が日々改善されておりますので、今後は能登方面の交通事故が増加することも懸念されます。県警察にあっては、交通事故抑止対策をしっかりとよろしくお願いします。

(北村委員)
 交通事故死者数が減少していることは良いと思います。下半期も減少傾向を維持できるよう、飲酒運転や無免許運転などの悪質運転の取締りに引き続き力を入れてやっていただければと思います。

〔その他報告事項〕

1 警務部長から、県警察職員の暑熱・健康対策用品(保護眼鏡、冷却用品等)の公務中の着用について報告がありました。

2 警務部長から、県立門前高等学校吹奏楽部及び県警察音楽隊による被災地における演奏会の開催について報告がありました。









〇 公安委員会委員長総括コメント

(和田委員長)
 7月8日に珠洲方面の視察に行きました。現場を見ることが一番大切であると思い、珠洲署管内の状況を実際に見て、また、最前線で復旧・復興のための治安維持活動に携わっている珠洲警察署の皆様とお話しをさせていただき、理解を深めることができました。


3 個別案件

 (1) 公安委員会宛て文書等の受理について

 (2)  監察案件

 (3)  ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告及び禁止命令等の実施状況について
 
 (4) 交通死亡事故の発生(7/5 金沢市)について

 (5) 小型無人機等の飛行に関する通報について

 



 









 


 

 

 
 


 



 



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