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公安委員会定例会議 ７月２５日（木）
石川県公安委員会 定例会議の開催状況
開催日 令和6年7月25日(木)
1 決裁了承案件
〇 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等12件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。
2 報告案件
(1) 夏期における水難防止対策について
(徳力委員)
七尾市以北では、今年度開設していない海水浴場が多いですが、どのような理由でしょうか。
(生活安全部長)
昨年度から引き続き開設していない海水浴場もありますが、能登方面の海水浴場は、シャワー施設や更衣室などが傷んでいるため、開設できない所があると聞いております。
(和田委員長)
大切な人命が失われることのないよう、関係機関と連携を取りながら、水難防止対策に努めていただきたいと思います。
(2) 令和6年度捜査用似顔絵講習会の開催について
(北村委員)
似顔絵捜査官、似顔絵捜査員は資格を取得された方が指定されているのですか。
(刑事部長)
似顔絵捜査官は刑事部長が指定し、似顔絵捜査員は警察署長が指定しているものです。指定に当たっては、特定の資格を要するものではありません。
(和田委員長)
様々な捜査方法がある中で、似顔絵の作成による捜査は、昔から行われており、古典的であるように思いますが、これはその有効性が評価されているため、今でも続けられているのですか。
(刑事部長)
似顔絵を作成することにより、実物と完全に一致した絵ではなくても、一部分の特徴が合致していると捜査に有効に活用できるなどの利点があるため、今でも続けております。
(和田委員長)
似顔絵講習会を通じて、スキルの向上を図り、実際の検挙に役立つよう、よろしくお願いします。
〔その他報告事項〕
生活安全部長から、令和6年能登半島地震発災時における、SNSを利用した偽計業務妨害被疑者の逮捕について報告がありました。
(和田委員長)
今回、震災時に発生する犯罪を象徴するような事件を検挙できたことは、今後の犯罪抑止にもつながりますので、良かったと思います。
〇 公安委員会委員長総括コメント
(徳力委員)
最近、SNSで投資を促す詐欺やロマンス詐欺について、頻繁に報道されているにもかかわらず、被害に遭う方が多く、被害金額も高額になっていると聞いております。県警察にあっては、被害を防ぐ対策をよろしくお願いします。
(和田委員長)
今日の朝刊で、上半期の犯罪概況が発表されておりました。県警察にあっては、この統計に基づき、目標を設定し、分析を行い、業務を行っていることと思いますが、年間の目標が達成されることを期待しております。
また、毎日気温が高く、屋外で勤務をしている方は大変かと思いますので、県警察にあっても、熱中症対策に気を付けていただきたいと思います。
3 個別案件
(1) 公安委員会宛て文書等の受理について
(2) 監察案件
(3) 交通死亡事故の発生(7/21 七尾市、7/23 金沢市)について
