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公安委員会定例会議 5月9日(木)
石川県公安委員会 定例会議の開催状況
開催日 令和6年5月9日(木)
1 決裁了承案件
(1) 保有個人情報の開示をする旨の決定について
保有個人情報の開示をする旨の決定について説明があり、原案どおり決定しました。
(2) 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について説明があり、了承しました。
(3) 交通規制の実施について
交通規制の実施について説明があり、原案どおり決定しました。
(4) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等13件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。
(5) 警察職員の援助要求について
警察職員の援助要求について説明があり、了承しました。
2 報告案件
(1) 石川県議会文化商工公安委員会の開催状況について
(北村委員長)
被災地における防犯カメラの設置場所について、今後避難所が閉鎖されるなど、復興状況等を考慮して見直しを図るとのことですが、時間をかけて見直しをしていくのでしょうか。
(生活安全部長)
仮設住宅の着工も進んでおりますので、今後効果的な設置場所への付け替えの検討を行う予定です。
(北村委員長)
自転車のヘルメットの着用率については、まだまだ向上する余地がありますので、高校生を中心に着用率が上がる工夫をしていただけたらと思います。
(交通部長)
自転車のヘルメット着用率が全国で1位の愛媛県では、自転車乗用中の高校生の交通死亡事故を受けて、高校生全員にヘルメットを配布しました。これをきっかけに、周囲の生徒達がヘルメットを着用していることで、抵抗なく着用でき、着用率が上がったと聞いております。石川県においても、ヘルメットのファッションショーの開催や、企業における自転車用ヘルメットの着用推進など、高校生だけでなく、大人も着用する取組を進めております。
(2) 「令和6年度主要施策の概要」について
(北村委員長)
近年、犯罪が広域化しておりますので、警察庁をはじめ、他県警との連携がますます必要とされていると思います。
(警務部長)
災害においても、事件捜査においても、援助要求や合同捜査が進んでおり、今後も進化していくと見ております。
(3) 令和6年度警察官A採用候補者試験の実施について
(和田委員)
石川県警では、20歳代、30歳代の若手の職員が多いですが、採用されて間もない職員の離職を防ぐ工夫として、メンター制度以外にどのようなことを行っていますか。
(警務部長)
育児休暇制度や年次有給休暇の取得促進など、福利厚生が整っておりますので、その有効活用を若手職員にも勧めております。
(4) 「泉野交番」落成式の実施について
(北村委員長)
十一屋町交番と、以前にあった寺町交番は地図上で見ると、とても距離が近いように見えます。
(生活安全部長)
両交番間の距離は約400メートルですので、近い所にありまし た。交番の老朽化、各交番間の距離、道路交通環境なども総合的に考慮して、現在の泉野交番に移転新築しました。
(5) 令和5年度におけるサイバー能力検定(中級)の実施結果等について
(和田委員)
石川県警全体の、約25パーセントの職員が中級を持っていることは素晴らしいと思います。検定には上級もあるのでしょうか。
(生活安全部長)
上級検定もありますが、検定は警察庁で実施しており、難易度も高く、石川県警での取得者は10名程度です。
(6) 交流人口の増加に伴う金沢中警察署の取組について
(和田委員)
外国からの観光客にとって、慣れない土地で不安な時、頼りになるのは警察官なので、まちなかポリスはとても良い取組であると思います。今後も、外国の方々にも寄り添う姿勢でよろしくお願いします。
(金沢中署長)
一例ですが、今年2月に韓国人の観光客がバスの中でカメラを忘れて、交番に来た際に、交番員が迅速にバス会社に連絡し、その日のうちに本人にカメラを返すことができ、感謝をされたということがありました。後日感謝の手紙も届き、対応した警察官も非常に励みになったと聞いております。
(徳力委員)
ベトナム語やタイ語を話せる方は、どのようなことがきっかけで言語を学ぼうと思われたのでしょうか。
(金沢中署長)
警察大学校で語学研修を受講する制度があり、初学者でも希望をすれば受講できます。この研修に参加して言語を習得した職員もおります。
3 個別案件
(1) 公安委員会宛て文書等の受理について
(2) 監察案件