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公安委員会定例会議６月５日（木）

石川県公安委員会定例会議の開催状況

開催日令和7年6月5日(木)

1 決裁了承案件

(1) 審査請求に対する裁決書(案)の作成について
審査請求に対する裁決書(案)の作成について説明があり、原案どおり決定しました。

(2) 交通関係行政処分「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について
運転免許の行政処分に係る「意見の聴取」及び「聴聞」の結果について説明があり、交通違反等11件の事案に対する行政処分(免許の取消し)を決定しました。

(3) 警察職員等の援助要求について
警察職員等の援助要求について説明があり、了承しました。

2 報告案件

(1) 石川県議会文化商工公安委員会の開催状況について

(杉野委員)
受験希望者を増やすためには、石川県警察の取組をテレビなどのメディアを通じて積極的に発信する努力も必要であると思います。

(警務部長)
当県では、警察官の仕事の魅力を伝える動画の配信にも取り組んでおり、今後も若い世代の方に興味を持っていただけるような工夫を重ねてまいります。

(北村委員)
警察だけでなく、どの業種にも当てはまることですが、採用した人員をいかに教育して育てていくかということが大切であると思います。

(警務部長)
他の企業や公務員と比較して、警察官は採用後の研修期間が長いので、その研修がより充実したものとなるよう、今後も警察学校と連携して取り組んでまいります。

(和田委員長)
再採用試験の取組はとても良いことだと思います。現在は10県余りが実施しているとの報告でしたが、石川県警でも検討していただければと思います。

(2) 令和6年度中の警察署協議会の開催状況について

(北村委員)
地域の声を取り上げている警察署協議会の存在を知らない方も多いと思います。今後は警察署協議会の周知にも努めていただきたいと思います。

(3) 第74回金沢百万石まつりに伴う交通対策について

(杉野委員)
外国人観光客が増えていますが、どのように対応しているのでしょうか。

(生活安全部長)
交番勤務の警察官には複数言語の通訳機能のある端末が配備されておりますし、110番通報でも指定通訳官と三者通話ができるシステムもあります。

(杉野委員)
外国人観光客の増加で、文化の違いから様々なトラブルが発生することも予想されますので、事前に何をすべきか調査しておく必要があると思います。

(交通部長)
主催者である金沢市や金沢商工会議所と毎年打合せを行っており、様々な課題について情報共有しております。

(4) 地域住民を対象とした図上訓練等の実施について

(杉野委員)
今回は輪島市内の中学生が対象ですが、防災意識の高まっている能登地区で、今後より多くの住民や、消防と連携するなど、広域でやっていただければと思います。

(警備部長)
各自治体や消防の方にも視察に来ていただき、合同で行う声掛けもさせていただいております。

(北村委員)
今回の輪島での訓練は、今後例えば金沢市などで行った場合はどのような訓練ができるのか、さらに石川県全体でどのように水平展開していくことができるかを想定しながら行っていただければと思います。

(警察本部長)
昨年度中では、金沢東警察署でも小学生等を対象とした訓練を行いましたし、今後も広域に展開していくことを検討しております。実施の主体も警察署だけでなく、警察本部や中部管区規模で行う訓練、石川県が主体となって多くの機関と合同で行う訓練もあります。

〇公安委員会委員長総括コメント